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「長浜学びの実験室」長浜市立虎姫学園

長浜市立虎姫学園「水溶液の性質」

 1月30日には、虎姫学園の6年生 33名が来学し「長浜学びの実験室」で実験を行いました。虎姫学園の6年生は昨年度(当時5年生)から2年連続の来学となります。講座では、長浜バイオ大学の宇佐美先生の指導のもと「水溶液の性質」についての実験を行いました。

 午前中の実験では、実験室で準備した酸性・中性・アルカリ性の水溶液と自分が持ってきた身近な水溶液について、リトマス紙や指示薬を使って酸性・中性・アルカリ性の仲間分けをしました。さらに、中学・高校で学習する予定のpHについて学び、pH試験紙を使って酸性・アルカリ性の強さを調べました。

 午前の実験終了後、大学内の食堂でお昼ご飯のカレーを食べて午後の実験に備えました。

 午後は、発展的な実験を2つ行いました。まず、pHメーターを使って水溶液のpHを数値で確認して、友達の持ってきた水溶液と酸性・アルカリ性の強さ比べをしました。最後に、野菜や果物を使って、自分たちで酸性・アルカリ性で色が変わる指示薬を作って色の変化を観察しました。友達の作った指示薬と比べながら、使った野菜によって色の付き方が違うことも発見してくれました。

 

「長浜学びの実験室サポーター」のお願い

 「長浜学びの実験室」では、長浜市と大学が連携して「理系人材育成事業」を展開する場として、小中学校用の理科実験施設を全国的にも例のない大学内に開設し、2023年春に開設8周年を迎えました。昨年度は、長浜市内の小中学校32校に対し、68講座を開講し、受講された児童・生徒の9割以上が「講座に満足」と回答しています。近いうちにAIを導入した学習プランも視野に入れた事業として、持続的な理系人材の育成を目標としています。

 次世代の人材を育成する事業は、息長く続けてこそ成果が生まれるものです。「長浜学びの実験室」もまた、長く継続しなければならないと考えています。それには、実験室を維持するための運営費用や実験機器の更新費用が必要となります。そこで、長浜学びの実験室に対して継続的な財政支援を行う「長浜学びの実験室サポーター」を2020年度から募っています。この趣旨をご理解いただき、「長浜学びの実験室サポーター」としてご寄付いただける方は財務担当までまでご連絡ください。詳細な資料をお送りいたします。

連絡先  長浜バイオ大学 大学管理運営機構 財務担当
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