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「長浜学びの実験室」長浜市立古保利小学校・長浜市立高時小学校

長浜市立古保利小学校・長浜市立高時小学校「水溶液の性質」

 1月18日には、古保利小学校の6年生15名と、高時小学校の6年生5名が来学し「長浜学びの実験室」で実験を行いました。長浜バイオ大学の力石先生の指導のもと「水溶液の性質」の実験を行いました。

 午前中は、3つの実験を行いました。第1の実験はリトマス試験紙を使って、いろいろな水溶液が酸性・中性・アルカリ性のどれになるかを確かめました。第2の実験ではpH試験紙を使って、酸性・アルカリ性の強さについて学習しました。第3の実験では、pHメーターを使って水溶液を測り、数値で酸性・アルカリ性の強さを比べました。

 午前の実験終了後、大学内の食堂でお昼ご飯のカレーを食べて、昼食後には長浜バイオ大学の学生の案内で大学内の施設を見学しました。

 午後は、発展的な実験を2つ行いました。まず、色付きスティックのりを使って、いろいろな実験しながら、のりの色が消える原因を考えました。最後に、野菜や果物を使って、自分たちで酸性・アルカリ性で色が変わる指示薬を作って色の変化を観察しました。

 学校の授業時間よりも長く、盛りだくさんの内容でしたが、みなさん最後まで集中して実験に取り組んでくれました。

 

「長浜学びの実験室サポーター」のお願い

 「長浜学びの実験室」では、長浜市と大学が連携して「理系人材育成事業」を展開する場として、小中学校用の理科実験施設を全国的にも例のない大学内に開設し、2023年春に開設8周年を迎えました。昨年度は、長浜市内の小中学校32校に対し、68講座を開講し、受講された児童・生徒の9割以上が「講座に満足」と回答しています。近いうちにAIを導入した学習プランも視野に入れた事業として、持続的な理系人材の育成を目標としています。

 次世代の人材を育成する事業は、息長く続けてこそ成果が生まれるものです。「長浜学びの実験室」もまた、長く継続しなければならないと考えています。それには、実験室を維持するための運営費用や実験機器の更新費用が必要となります。そこで、長浜学びの実験室に対して継続的な財政支援を行う「長浜学びの実験室サポーター」を2020年度から募っています。この趣旨をご理解いただき、「長浜学びの実験室サポーター」としてご寄付いただける方は財務担当までまでご連絡ください。詳細な資料をお送りいたします。

連絡先  長浜バイオ大学 大学管理運営機構 財務担当
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