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課外活動団体「自然科学研究会」がシンポジウムを主催しました

課外活動団体「長浜バイオ大学 自然科学研究会」が主催する「科学部ネットワーク シンポジウム」が、2024年1月13日・14日に米原市役所で開催されました。

科学部ネットワークは、2023年10月に長浜バイオ大学 自然科学研究会のメンバーが中心となって立ち上げたものです。全国の大学の自然科学系サークルやポテンシャルの高い個人をつなぐことで、分野や所属を問わず学際的な交流を実現するのが目的です。現在、16大学の16団体が参加しています。

今回のシンポジウムでは、自然科学研究会に所属する学生が活動内容や研究成果を口頭とポスターで発表しました。テーマは「脳オルガノイド*における学習可能性の探求」「ネオンテトラの運動性虹色素胞による体色変化の機構」などで、さらに他大学と共同での調査計画などについても話し合いました。

シンポジウムは各団体が成果を発表するだけではなく、自然科学の分野に興味がある人たちが交流し、仲間をつくることも目的としており、今回は滋賀県立大学、名古屋工業大学、広島大学が参加したほか、島根大学、東京農工大学、名城大学はオンライン参加しました。

部長の山田優輝さん(フロンティアバイオサイエンス学科1年次生)は「オフラインでの交流会の開催は初めてでしたが、他大学と協働する具体的な計画をおこなうことができ、密度の濃いシンポジウムを開催することができたと思います。今後もさまざまなイベントを企画開催していきたいので、注目していただけると嬉しいです」と語っています。

*オルガノイド(organoid):「organ(臓器)」+「oid(~に似たもの)」からなる造語。試験管内など、人体の外側で臓器の一部を三次元で再現したもの。

自然科学研究会 Instagram:scholar_288321