募集の背景 |
本学は、バイオ研究領域の拡大と高度化に合わせた、高度な研究・技術者の育成を目指している。本募集は滋賀医科大学の医学と長浜バイオ大学のバイオテクノロジーというそれぞれの得意分野を生かし、共同講義、教材の共同開発、FD・SD研修の共同実施、インキュベーション施設等の共同利用、高大連携の共同取り組み、事務機能の共有化などの多彩な連携を行うとともに、大学院において連携指導教員制度やチームリサーチ制度など、バイオ医療学に関する人材を共同で育成する共同事業を実施する「びわこバイオ医療大学間連携」の一環として、研究実験業務をインキュベーション施設で行う研究員を募集する。 |
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仕事内容 |
メダカの遺伝子操作によるヒト疾患モデルの作製と発症機構の解明:研究統括者は永年ヒトゲノムの解読に従事し22番、21番、8番染色体のシーケンシング完了および多数の新規遺伝子の発見に貢献した。現在ヒトゲノム研究をさらに極めることに邁進しているが、最近では、メダカに注目して、そのゲノムシーケンシング完了に貢献するとともに、比較ゲノム学の観点からヒト遺伝子やタンパク質の起源や多様性獲得機構の解明にも努めている。また、機能が全く不明なヒト遺伝子1000個を抽出、「カオナシ」と命名して、メダカの胚発生を活用しながらその機能解明を進めている。さらに、疾患のモデルとしてメダカの変異体を積極的に作製し、発症機構の解明や新薬のスクリーニングに役立てようとしている。本研究ではそのような多彩な目的の一端を担当する。 |
職種/人員 |
研究員/1名 |
勤務形態 |
非常勤 (任期 あり) |
雇用期間 |
採用時〜2010年3月31日 (1年ごとの更新) |
着任時期 |
決まり次第〜 |
応募資格 |
メダカの胚操作の経験の有無に拘らず、メダカを用いたバイオ医療の基礎研究に挑戦する意欲ある若手研究者を求めています。修士以上の学位保持者が望ましい。 |
待遇 |
月額:300,000〜350,000円(別途規定に準ずる) |
募集期間 |
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提出資料 |
1.履歴書(様式自由) |
提出先 |
〒526-0829 |
選考内容 |
書類審査及び面接 |