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実験動物技術者1級合格者5人を学生表彰

1月29日、社団法人日本実験動物協会が実施した2017年度実験動物技術者1級認定試験の合格者の学生表彰を行いました。表彰を受けたのは、河津陸さん(アニマルバイオサイエンス学科4年次生)、加藤春香さん、塩崎起央さん、日山薫さんと吉田萌々果さん(同学科3年次生)の5人です。

表彰式では冒頭に蔡晃植学長が挨拶を述べ、賞状と副賞を一人ひとりに手渡しました。その後、山本博章学部長と永井信夫アニマルバイオサイエンス学科長がお祝いと激励、植月太一学生教育推進学生担当副機構長が閉会挨拶をおこないました。永井先生は「1級というのはあくまで資格取得であり、今年合格できなかった人に先んじた一歩は、そんなに大きなものではありません。その一歩を大事に知識と技術に磨きをかける努力を続けてください」と激励、植月先生は「学生表彰とは大学の名誉を高めてくれた学生に贈られるもので、この資格は年によって差があるでしょうが、例年90~100人が合格し合格率は3割程度と聞いています。本学からは毎年たくさんの合格者が生れており、関係業界の中では本学の名は知れ渡っていることと思います。後輩たちがみなさんに続くよう、指導もよろしくお願いします」と述べました。

実験動物技術者資格は、医薬品の開発や実験動物の飼育分野で活躍する資格で、1級は1次試験の学科と2次試験では実技があり、とりわけ難関試験として知られています。受験には一定年数の実務経験が必要となりますが、本学は2012年に日本実験動物協会より特例認定校の認定(認定校は同年で全国12大学)を受けているため、在学中に資格取得が可能となっています。