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夏季休暇を利用したインターシップ実習に24人参加

9月28日、夏期休暇期間を利用して参加した、インターンシップ実習の事後学習会が開催されました。本学のインターンシップ実習は、長期休暇を活用して一定期間の就業を体験、実際に社会で働くことで自らの将来設計をより確固たるものにすることを目的に実施しています。

この日は3グループに分かれて、実習に参加して「働く」ということをどのように考えることができたのか、実習前に立てた目標がどのくらい達成できたか、今後の進路や大学生活の目標についてどのように考えたのかを話し合いました。

羽島顆粒工業(株)の品質管理室で実習した大島梨瑚さん(バイオサイエンス学科3年次生)は、「食品メーカーに興味があり自宅から通えることもあり、この企業を選びました。品質管理というとデスクワークというイメージを持っていましたが、ひたすら工場内を歩く仕事だったの意外でした。成分や顆粒、大きさなどを調べて、規格外の場合はその要因を考える仕事ですが、商品によって結果も違うため飽きることなく5日間を終えました」と話しています。出身の愛媛県庁農産園芸課での実習に参加した中岡拓海さん(同3年次生)は、「公務員志望で、地元に帰って農業に関わる仕事がしたかったので参加しました。デスクワークと実地研修の両方できて充実した実習になりました。実地研修は県の果樹研究センターみかん研究所で行いましたが、品種改良やつぎ木で新しい品種を作ったり、糖度や見た目など、県がここまで農家の技術指導をしているのかと少し驚きでした」と感想を語っています。

左から大島さん、中岡さん