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山下幸子さんが国際ソロプチミストからリジョン賞を受賞

6月20日、国際ソロプチミスト長浜による「女子大学院生奨学金給付」リジョン賞とクラブ賞の贈呈式が北ビワコホテルグラツィエで行われ、山下幸子さん(大学院博士課程後期課程3年)と指導教員の三輪正直特別招聘教授、学生教育推進学生担当副機構長の植月太一教授が参加しました。

今回贈呈を受けたリジョン賞は、静岡県から兵庫県までの2府12県をエリアとする国際ソロプチミスト日本中央リジョンが、毎年3人程度の女子大学院生を選考し奨学金を贈呈しているもので、クラブ賞は国際ソロプチミスト長浜から贈呈されたものです。本学の大学院生がリジョン賞の贈呈を受けるのは、2010年の近藤真千子さん(現在本学バイオサイエンス学科助手)以来2人目となります。山下さんの研究テーマは子宮頸がん細胞の細胞周期によるPAR量の測定で、この測定方法の確立は、がん細胞の増殖を制御しがん治療への応用につながるものと期待されています。

贈呈式では、国際ソロプチミスト長浜の松井喜久枝会長から賞状が手渡された後、山下さんが、がんを撲滅する研究に取り組んだ動機とこれからの決意を表明しながら、お礼の言葉を述べました。三輪先生は、これまでの国際ソロプチミスト長浜による本学と本学学生への支援に触れながら、謝意を表明しました。植月先生は、近藤さんの近況も紹介しながら、吹奏学部の顧問としてのピン授与へのお礼もあわせて行いました。