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卒業式・学位授与式で、三輪正直学長が最後の式辞

長浜バイオ大学の第11期学部卒業生、大学院第9期博士課程前期課程修了生、第8期博士課程後期課程修了生の卒業式・学位授与式を3月18日に執り行い、バイオサイエンス学部255人の卒業生、大学院バイオサイエンス研究科博士課程前期課程40人と博士課程後期課程3人の修了生、あわせて298人が長浜バイオ大学を巣立ちました。

学長式辞で三輪正直学長は、「未解決の問題に取り組み、実験により一定の結論を出したみなさんは、これからも科学的なデータに基づく判断をしていただきたい」と期待を述べました。その上で、70兆通りの染色体の組み合わせの一つという自らの存在が、唯一無二のかけがえのないものであることを改めて自覚するとともに、発生に遺伝子が関わる遺伝病の表現型を誰もが持っていることを認識し、差別や偏見をなくして欲しいと呼びかけました。

在校生を代表して菅谷知美さん(アニマルバイオサイエンス学科3年次生)の送辞に答え、バイオサイエンス学部卒業生総代の柿原礼佳さんと、大学院バイオサイエンス研究科修了生総代の服部竜弥さんが答辞を読み上げました。

式には、藤井勇治長浜市長、塚田益司長浜商工会議所副会頭、塩田浩平滋賀医科大学学長をはじめ、多くのみなさんにご来賓として参列いただきました。