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実験動物慰霊祭と動物実験教育訓練を開催

2016年度の長浜バイオ大学実験動物慰霊祭と動物実験に関する教育訓練を、2月20日に開催、アニマルバイオサイエンス学科の学生を中心に、動物実験に関わる学生、院生、教職員が参加しました。この慰霊祭は、学生実験や研究で使われた実験動物を悼み感謝するとともに、動物実験の意義とあり方を考える場として毎年開催しています。

慰霊祭では、三輪正直学長が、動物実験にあたっては基本理念である「3Rs」を思い起こすことを呼びかけるとともに、「実験動物に感謝しながら実験を進めていただきたい」とあいさつしました。続いて実験附属施設委員会の野村慎太郎委員長が、一年間で使用した動物の数を報告し、「現在と将来にわたる社会貢献を通じて実験動物に報いることを、常に考え行動していただきたい」と述べ、この後全員で黙祷を捧げました。

慰霊祭に続いて、動物実験の教育訓練を開催し、永井信夫先生が動物実験の必要性と動物実験のルール、社会的側面と科学的側面からみた適正な動物実験と実験の流れ、安全管理について講義、齊藤修先生が、本学の実験附属施設を利用するための規定と、実際の利用の流れを説明、施設管理者の水戸直助手が、VTRで具体的な利用の仕方を紹介しました。