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私の選択 卒業生編

挑戦は続く。
社会で活躍する卒業生

実践的に学んだたくさんの手技と知識が会社での実験業務に役立っている

幸得友美さん

幸得 友美さん(2008年度卒業)

株式会社セルシード 細胞シート開発部

株式会社セルシードは、東京女子医科大学で開発された「細胞シート工学」を用いた再生医療製品の事業化をめざす会社として2001年5月に設立されました。私たちは再生医療の基盤技術である「細胞シート工学」に基づいた細胞シート再生医療製品の開発と、温度応答性細胞培養皿の開発から販売までを行っております。さらに細胞培養センターを有しており、再生医療の産業化促進に向けて日々取り組んでおります。
現在、私は共同研究先の東海大学で臨床研究の支援などを行っております。日々、研究内容を製品化することの困難さを実感していますが、新しい医療を患者様へ届けるという仕事に大変やりがいを感じています。
長浜バイオ大学では1年次後期より自然科学系の基礎実験が始まり、研究室配属が決まるまで実験・実習が豊富にあるカリキュラムでした。学生時代に実践的にたくさんの実験手技・知識を学べたことは、研究員として会社で実験業務を行ううえで非常に役立っていると実感しています。
また、学生時代は先生方の指導の下で研究テーマに一人で取り組むことが多かったのですが、会社へ入ってからはチームで動くことが必須となりました。そのためプロジェクトを進めるうえで主体性だけではなく、チーム間の協調性やコミュニケーション能力が非常に大切であることに気づくことができました。

大学で学んだバイオインフォマティクスの知識と仲間や先生とのつながりは貴重な財産

平山裕之さん

平山 裕之さん(2006年度卒業)

三井情報株式会社

三井情報株式会社の事業は、システム開発・構築を主とする「システムインテグレーション」、ネットワークシステムやボイスシステムのインテグレーションを主とする「プラットフォームインテグレーション」、データセンターやクラウドサービスの提供を主とする「データセンター&クラウドサービス」を軸にしたICTサービスの提供が主なものとなります。私は入社以来、電機メーカーのSCMシステム、ゲーム業界のワークフローシステム、卸・小売業界の需要予測システムの開発を経て、現在は製薬業界において創薬支援業務に従事しております。専門知識を生かせているのと、創薬という社会的意義ある業務に携われており非常にやりがいを感じております。
現在の業務では、大学時代に学んだバイオインフォマティクスの知識をフル活用しております。学生時代にプログラミングにじっくり取り組んだ経験や英語文献を読んでいたことは入社後の業務に非常に役立っております。また、学生時代の仲間や先生方とのつながりは今でも強く、よき相談相手になって貰っております。
入社以来、さまざまな業界でシステム構築に携わり、データベースやWebアプリケーションを中心とした幅広いIT技術を身につけることができました。また、それぞれの業界で得た業務知識や仕事の進め方はバイオ業界に戻った現在でも非常に役立っており、さまざまな課題に対する対応力や適応力が、就職後に最も成長した点だと思います。

大学で学んだ菌の特性と基礎知識が品質の高い商品を生み出す力に

山田ゆいさん

山田 ゆいさん(2014年度卒業)

日本ピュアフード株式会社 西宮プラント 製造課

日本ピュアフードでは食肉のスライスやミンチなどの一次加工、味付け焼肉や鶏団子などの二次加工、ローストビーフなどの三次加工を行う食肉加工事業と畜産原料からエキスを抽出し、それらを調合したスープ、たれなどを製造する畜産エキス加工事業の二つの事業を行っています。
私はそのなかで加熱製品の梱包ラインの管理をしています。梱包は製造工程の最後の砦なので品質を意識し、お客様のもとへおいしい商品が届くように目を光らせています。入社時は品質管理志望でしたが、すぐに品質管理に就いても何も知識がないので、製造で知識を増やすことができてよかったと感じています。これからは現場での経験を生かし、どの部署でも活躍できるオールマイティな人になりたいです。
日本ピュアフードでは食肉を扱っており、そのなかでもお客様の口に直接入る加熱された製品は、特に大腸菌等の菌数を気にしなければなりません。働きながら覚えることがほとんどですが、大学の授業や研究で菌の特性や基礎知識を学んでいたため、さまざまな部署と連携を取りながらより品質の高い商品を生み出すことができています。学生の頃は自分のペースで研究などを行い、一人で黙々と作業することが多かったです。しかし会社ではさまざまな部署、社員、パートさんと協力して一つの商品を作り上げていかなければなりません。そのため、仕事をしていくなかでたくさんの人と関わることが多く、自然と誰とでもコミュニケーションを図れるようになったと感じます。

実験科目で学んだ基本的な実験操作や試薬の取り扱い方が現在の仕事に役立っている

北嶋郁さん

北嶋 郁さん(2009年度卒業)

国立大学法人 滋賀医科大学 動物生命科学研究センター 研究支援部門

職場は滋賀医大の動物生命科学研究センターです。当センターは、実験動物の飼育管理・学内外の研究者への研究支援・施設独自の研究を業務としています。私は、主に疾患モデルカニクイザルの研究支援業務、さまざまな疾患モデルサル類を作出する繁殖業務(動物室での手術補助等)、そして、子宮内膜症の免疫学的研究に従事しています。最近では、発生工学的手法を用いたマウスの研究支援業務にも着手し、スキルアップを図っています。
学生時代から実験、特に動物実験に興味があり、希望者限定で行われたマウスの系統分類実習も受講しました。自分の興味と培った技術を生かせる職場を希望し、国内でも類を見ない実験用カニクイザルを多数繁殖維持している滋賀医大の動物生命科学研究センターに惹かれ、現在に至っています。
大学時代に実験科目を通して、基本的な実験操作や器具・機材の適切な使用法、試薬取扱いの注意点などを身に付けられたことが、現在の仕事にとても役立っていると思います。また、社会では目上の方と接する機会が多いです。長浜バイオ大学は、教職員と生徒の距離が近くて質問やプライベートの話もし易く、学生時代に教職員の方々とたくさん会話した経験も役立っています。
在学時にいくつか資格を取得しましたが、当時と現在では、資格取得への姿勢や取り組み方が違っています。働いていると業務をこなすのに手一杯になるのですが、すきま時間を利用して有用な資格取得のために勉強することが多くなりました。それによって知識を増やすことができ、結果的に日々の業務に携わるモチベーションを高められていると思います。

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