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2015年度入学式をとり行いました

_WTB1511 4月1日、2015年度長浜バイオ大学・大学院の入学式をとり行いました。
 バイオサイエンス学部283人、大学院バイオサイエンス研究科博士課程前期課程(修士課程)47人、博士課程後期課程(博士課程)7人の合計337人の新入学生を迎えました。
 三輪正直学長の式辞で開式し、来賓の藤井勇治・長浜市長、大塚敬一郎・長浜商工会議所会頭より祝辞をいただきました。
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 三輪学長は、新入学生にぜひ理解してほしいこととして「一つ目は、皆さんが正しいこと、大事であると思うことを進んで行う勇気を持ってほしいということです。人と違うからといって恐れてはいけません。個性を発揮してほしいということです。なぜなら皆さん一人ひとりが唯一無二のユニークな存在であるからです。皆さんの体を作っている一つ一つの細胞の中には、46本の染色体があり、これらの組み合わせで顔つきや体質などが決まるものと考えられています。最低70兆、70兆以上の組み合わせの中から皆さん一人ひとりが生まれてきているのです。二つ目は、皆さんが社会に出て自立して生きていけるために、もっとも大切なことは、『コミュニケーション能力を高める』ことです。コミュニケーションで大事なことは、自分が何を伝えたいかよりも、相手の方が何を考えているかを理解することが重要です。まずはじめの具体的な方法としては、大学では毎日、会った人に挨拶をするということです。一つの例をやってみましょう。私が合図をしますので、皆さんの座っている左右の人に『こんにちは、どうぞよろしくお願いします』と声をかけて握手をしてください。(新入学生、左右に声をかけて握手をし合う)今日が皆さんの長浜バイオ大学におけるコミュニケーション演習の開始です」と提言しました。また、「これからの日本の復興、世界におけるバイオサイエンス・バイオテクノロジーの分野を担うのは皆さんです。そのためにこの大学が存在します。長浜バイオ大学は、皆さんの、皆さんによる、皆さんのための大学です。是非、いろいろとチャレンジしてください」と激励しました。
 新入生代表としてバイオサイエンス学部の田口彩音さんが、「琵琶湖のほとり、伊吹山の麓、豊かな自然のふところで、同じ志を胸に抱く仲間たちと共に歩み、時代の先端を切り拓くバイオサイエンスを学びます。自学自習の精神を忘れず、理論と実践を兼ね備えた専門性を身につけ、地域の人々と積極的に交流を図り、地域の新興や産業の発展にも寄与していきたい。バイオサイエンスの未来をになう人材として成長し、期待に応えられるよう、志高く学びの道を着実に歩んでいくことを誓います」、また、大学院バイオサイエンス研究科の鈴木愛芽さんが、「今日から始まる2年間は、私たちがそれぞれの目標に近づくための大きな2年間です。医薬品の材料を探す者、新しい解析方法の開発を目指す者、また、生体分子の構造や機能の解明を目指す者、それぞれが、その先に、研究・開発職や技術的な職への道、あるいは更なる学究の道が開けると信じています。私たちは、一日一日を大切に、常に考えて行動し、研究活動に専念することを誓います」と入学生宣誓を行いました。
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