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がん化の原因となる遺伝子産物の新しい解析結果

ヒトダイナクチン関連タンパク質dynAP遺伝子が、オルタナティブスプライシングにより3つの構造の異なるタンパク質を産生し、それぞれががん化誘導の程度が異なることを見出しました。これにより、dynAP遺伝子が働いてもがん化誘導される細胞とされない細胞が存在する可能性があることを明らかにしました。

Expression and cell transformation activity of dynactin-associated protein isoforms.
( https://doi.org/10.1002/2211-5463.13202 )

本学の長谷川慎教授、水上民夫名誉教授らによる研究成果がFEBS open bioに2021年7月16日付で掲載されました。