2015年1月7日 滋賀夕刊新聞
新酒「純米吟醸 長濱」 黒壁が企画、10日から限定発売
黒壁がプロデュースし、地元の人たちが造った新酒「純米吟醸 長濱」が10日から元浜町の黒壁AMISU（アミス）で限定販売される。
新酒造りは同社・弓削一幸社長の発案で企画されたもので、地域の活性化や伝統の継承などを目的に、長浜の匠の技を結集してできあがった。
480年の歴史を持つ老舗酒造「冨田酒造」（木之本町木之本）は、米農家「百匠屋」（三田町）が6000平方メートルの水田で栽培した酒米「吟吹雪」約2500キロを素材に、うまみのある辛口の地酒に仕立てた。
昔ながらの醸造法による酒造りを目指しており、酵母の安定生産の研究や酒のPRには長浜バイオ大学の学生が協力している。
黒壁では、第2、第3弾の地酒販売を予定しており「市内の酒造を応援してゆきたい。若い世代にも浸透できれば」と話している。
しぼりたての「長濱」は720ミリリットル入りで1650円。1000本限定。問い合わせは黒壁TEL：65-2330 へ。