渋味を引き起こす食品・飲料に多い植物由来の三種のポリフェノール(酸化カテキン、タンニン酸、ミリセチン)が各種の動物のTRPA1とTRPV1をどう活性化するかを調べ、哺乳類TRPが最も感受性が高く、一方肉食の爬虫類には調べる限り殆どポリフェノール感受性がない事を発見しました。この結果は、ポリフェノール感受性の違いが、各動物の食性と強く関わっていることを示唆します。
The diversity in sensitivity of TRPA1 and TRPV1 of various animals to polyphenols.
本学の齊藤修教授らによる研究成果が、Biomedical Researchの2021年42号(43-51)に掲載されました。