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[2014年5月25日 中日新聞] 地域一つに地酒造り 長浜 農家-蔵元-学生が田植え

 長浜市の農家や蔵元、学生たちが地元産の酒米から日本酒を造ろうと「長浜人の地の酒PROJECT(プロジェクト)」を立ち上げ、同市三田町で24日、酒米の苗を水田に植えた。

 
メンバーは同所の農家や、木之本町の冨田酒造、地酒造りを題材に酵母の研究を進める長浜バイオ大の学生、第三セクター黒壁の社員らで構成。田植えの体験応
募の二十一人にプロジェクトの関係者十八人が加わり、手植えや田植機で、県産酒米「吟吹雪」の苗を約三千平方メートルに植えた。
 プロジェクトは、地元の資源や素材を生かした物づくりで地域活性化を目指す。メンバーの農業清水大輔さんは「地域が一つになって物づくりに取り組める。コメの生産者としては、育てる過程を消費者の方々に見てもらえるのはうれしい」と話している。
 九月下旬の収穫だけでなく、十一月上旬には杉玉作り、来年一月中旬には新酒の試飲会などを行い、一月下旬に販売する予定。