長浜青年会議所(JC)が中心となって取り組む出前授業「ドリームプロジェクト」の集大成イベントが、長浜市の南郷里小学校であり、児童と保護者が夢の実現について学んだ。
JCや長浜バイオ大生らを講師役として、長浜、米原両市の親子七十組が参加。豊臣秀吉が長浜に城下町を築き夢をかなえたという歴史アニメを鑑賞し、「夢を友達に話す」など夢を実現するための四つの「魔法」を覚えた。
続いて、夢をかなえたときを絵に描いて発表。長浜南小学校四年の金子未有さん(九つ)は「誕生日にお父さんが作るケーキがとてもおいしい。大きくなったら私がケーキを作ってあげたい」とケーキ屋さんを夢見て、希望を膨らませていた。
特別講師として滋賀レイクスターズの小川伸也選手も講演。プロバスケットボール選手になった経緯や友達の大切さなどについて語った。
訪問授業は今年四月にスタートし、これまでに長浜、米原両市の小学校十四校で実施。十二月末まで続ける。