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[2014年8月8日 中日新聞] 高齢者らの苦労実感 長浜バイオ大生 車いすなど体験

長浜市の長浜バイオ大の学生は七日、市内の中心市街地一帯で、車いす体験などを通して高齢者や障害者の気持ちと行動を考える疑似体験授業に臨んだ。
 夏季集中科目「ボランティア活動の意義と実践」の一環で、一年生の受講生四十六人が参加。六日から始まった授業では、高齢者と障害者の疑似体験や、市内の障害者作業所での一週間のボランティア活動を通して、ボランティアの意義を考えたり、受け手への理解を深める。
 
この日の高齢者体験では、耳栓や手足につける重り、視界が悪くなるゴーグルなど高齢者体験用セットを体の七カ所に装着。市街地を散策して、動きづらさや視
界の悪さを実感した。車いす体験では、わずかな段差や地面の傾斜に苦戦。「真っすぐ進めない」と声を上げ、大変さを身に染みて感じていた。
 バイオサイエンス学科の宮木明朗さん(18)は「動きづらかった。店の商品を手に取っても目の前に持ってこないと見えないぐらい視界が悪かった」と驚いた様子で話していた。