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「学科紹介コーナー」のご案内②(5/20 OPEN CAMPUS)

5/20の「OPEN CAMPUS(学科紹介編)」で実施する「学科紹介コーナー」の企画のご案内、第二回はフロンティアバイオサイエンス学科臨床検査学コースです。

長浜バイオ大学バイオサイエンス学科臨床検査学コースは、生命倫理・基礎医学知識・最新医学の知識を基に臨床検査学を学び、臨床検査実践力を養成するコースです。

臨床検査技師は、病院などの医療機関において、患者さんの血液や尿等の生体試料に関する客観的な情報や、心電図・超音波検査のように循環器・腹部臓器・呼吸器・神経系の生理機能に関する生体情報を、臨床医に提供する重要な役割を担っており、医師にとっては右腕のような存在です。これら検査結果は病気の診断や治療方針の決定に大きく関わっており、緊張感を持ち従事することが求められると共に、日々進歩する医療技術・医学知識のアップデートが絶えず求められる職業です。

生理機能検査は患者さんに直接接しながら行う検査であり、医療人としてのマナーをより必要とされる一方で、医療の最前線で働いている実感・充実感があります。超音波検査は、非侵襲的に身体のあらゆる部位を画像化することのできる検査です。超音波検査は現在の医療では、必要不可欠なツールになっています。妊婦さんの胎児検診などで、お腹の赤ちゃんを観察するために欠かせない検査であることは、よくご存じでしょう。腹部、肝臓・胆嚢・膵臓・脾臓・腎臓をはじめ、婦人科や泌尿器科の領域も観察できます。人間ドックでは脂肪肝・メタボリックシンドロームの診断に用いられます。頸部では、乳癌・甲状腺癌の診断にも用いられます。心臓超音波検査では、直接心室や弁の動きを観察し、血流をカラードプラで可視化することで、心疾患や、心機能を評価できます。また、頸部から指先、足先までの血管も血液の流れを画像で見ることができるので動脈硬化などの程度も客観的にわかります。

医療現場の最前線で行われている超音波検査を、ぜひ体験してみてください。