滋賀県は、滋賀独自の農林水産業と文化、景観、生物多様性を全国に発信し、琵琶湖と共生してきた滋賀の農林水産業の「世界農業遺産」への認定をめざしています。その取り組みの一環として、滋賀県農政課世界農業遺産推進係が、環境こだわり農業や伝統的な琵琶湖漁業、耕畜連携の畜産業、豊かな生きものを育む水田づくりなど、滋賀の農林水産業をもっと地元の人たちに知ってもらおうとモニターツアーを実施しています。3回目のモニターツアーは11月25日(土)に、長浜バイオ大学との連携で実施しますが、その参加者を募集しています。
今回のモニターツアーは琵琶湖の水源の郷・米原市奥伊吹をフィールドに、循環型社会の実現に向けた森林資源に由来する木質バイオマス発電、バイオマスエネルギーを利用した温室園芸、そば発祥の地で「伊吹そば」の生産を見学し取り組みを学びます。お昼は甲津原交流センターで「山の幸弁当」を味わいながら、本学の学生サークル“IVUSA 長浜”による外来植物オオバナミズキンバイ駆除と有効活用の取り組み、それに“琵琶湖研究部”の活動紹介を予定しています。
参加を希望される方は、11月2日(木)までにFAX(077-528-4880)またはE-mail(shiga-giahs@pref.shiga.lg.jp)で、滋賀県農政水産部農政課世界農業遺産推進係までお申込みください。