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滋賀テックプラングランプリに本学から3チームが参加

滋賀県と大学や企業などで構成する「滋賀発成長産業発掘・育成コンソーシアム」の主催で、“滋賀テックプラングランプリ”の最終選考会が7月15日開催され、小倉淳准教授のチーム「The BioGlue」が3つの賞を受賞しました。

“滋賀テックプランター”とは、滋賀県内に拠点を置く理工系大学や第二創業をめざす企業などから、“モノづくり”や“水・環境”などの分野に関連したビジネスシーズを発掘し、事業プランのブラッシュアップを計り、その事業化を支援する取り組みです。今年度は本学からの3チームを含む24チームのエントリーがあり、最終選考会では9チームのファイナリストがプレゼンテーションを行いました。

小倉先生のチーム「The BioGlue」は、「ヒメイカ由来の新型医療用接着剤」をテーマにプレゼンテーションを行い、7賞あるパートナー企業による「企業賞」のうち「タカラバイオ賞」と「関西アーバン銀行賞」、それに会場投票による「オーディエンス賞」を受賞しました。「The BioGlue」のプレゼンは、従来の医療用接着剤より高性能でかつ安全性の高いヒメイカ由来の新型医療用接着剤「バイオグルー」で、手術現場を改革するという内容です。また、医療用接着剤としてだけではなく、「バイオグルー」を用いて安全で快適な応急処置を施すことで、傷口からの感染症の予防にも役立つものとなっています。