長浜バイオ大学

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キャンパス内で養蜂 データ分析で「はちみつ」に迫る

キャンパスが丸ごと実験室!「キャンパス養蜂」から始まるサイエンス

大学の実験室と聞いて、白衣で試験管を振る姿だけを想像していませんか? 長浜バイオ大学のキャンパスには、生きたミツバチが暮らす「巣箱」があります。
学生たちが取り組むのは、単なるハチミツ作りだけではありません。ミツバチを通じて、キャンパスを取り巻く自然環境そのものを研究対象にする、ダイナミックなプロジェクトです。

「どの花から来たのか?」をデータで証明する

ミツバチが集めたハチミツの味や香りは、季節や花の種類で劇的に変わります。しかし、ミツバチはどこで蜜を吸ってきたのか教えてくれません。そこで、塩生真史教授と学生たちは以下の手法を組み合わせて「蜜源」を特定しています。

  • ゲノム解析・電子顕微鏡観察: ハチミツに含まれる花粉から植物種を特定。
  • NMR(核磁気共鳴)分析: ハチミツの成分を分子レベルでデータ化。
  • フィールドワーク: データが示す植物種を、実際にキャンパス周辺で調査。

これらは、バイオとデジタルのテクノロジーを融合させる「スマートバイオ産業」の基礎となる学び。一見アナログな「食」の背景を、確かなエビデンスで裏付けていきます。

ミツバチが運ぶ「魔法の酵母」で、新たなモノづくりを

このプロジェクトの出口は、ハチミツの分析だけではありません。向由起夫教授と学生たちは、ミツバチが運んできた野生酵母(やせいこうぼ)の探索にも挑んでいます。
これまでに、ハチミツから「生物由来の洗剤」の原料を作る酵母を発見。今後も、お酒造りや食品、環境に優しい生活資材に役立つ、世界未発見の「長浜独自の酵母」が見つかるかもしれません。微生物を「見つける」だけでなく、社会に「役立てる」までのワクワクする挑戦が続いています。

電子顕微鏡により観察された花粉

酵母を分離したプレート

高校生の皆さんへ 泥臭く、スマートに、世界を読み解く

命のつながり(生物多様性)を肌で感じるフィールドワーク。そして、最新機器も使ったデータから読み解くデータサイエンス。 ここには、その両方を体感できる贅沢な環境があります。
「地道な調査も好きだけど、最新テクノロジーも使いこなしたい」。そんなあなたの好奇心が、まだ誰も知らない自然の秘密を解き明かす鍵になります。