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第161回バイオセミナーのご案内

第161回バイオセミナーは、生理学研究所 生体システム研究部門・助教の佐野 裕美先生にご講演いただきます。
先生方、大学院生の皆さんをはじめ、学部学生の皆さんも、ご専門の研究分野を問わず多数ご参加ください。

日 時 2019年3月19日(火)15時20分~16時40分
会 場 命北館4F 中講義室5
演 者 佐野 裕美先生(生理学研究所 生体システム研究部門・助教)
演 題 「大脳基底核の制御から随意運動の調節機構の解明を目指す」
要 旨
大脳基底核はその名の通り、大脳の基底部に位置する神経核群である。大脳基底核の障害がパーキンソン病やハンチントン病などの重篤な運動障害を引き起こすことから、大脳基底核は小脳と共に随意運動の制御に重要な領域として知られている。教科書的な大脳基底核の神経回路モデルでは、大脳皮質から大脳基底核に入力した情報は、直接路、間接路、ハイパー直接路と呼ばれる3つの経路を介して出力核へと伝えられ、そこから視床を介して再び大脳皮質へ情報が送られるループ回路を形成しているとされている。しかし、実際の神経回路は複雑であり、単純な神経回路モデルでは説明ができない現象や運動症状もあり、回路モデルに沿った生理学的解析や病態生理学的解析が必要である。
今回のセミナーでは、トランスジェニックマウスや疾患モデルマウスを利用した大脳基底核の神経活動と運動調節機構について紹介したい。

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