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JABEE学習・教育到達目標:コンピュータバイオサイエンスコース

JABEE学習・教育到達目標

1. 技術者像

コンピュータバイオサイエンスコースでは、生物学を学ぶと同時に、プログラミングやデータベース構築技術の講義・実習を通して、情報工学のスキルを身につけます。それにより、バイオ・医療分野の大規模データベースの構築と統計解析・データマイニング、分子シミュレーション、ドラッグデザイン、医用画像処理、次世代電子カルテシステムなどに関する技術を習得します。
コンピュータバイオサイエンスコースでは、情報生物学と医療情報学の立場から情報工学の応用を通して、社会貢献が出来る技術者の養成を目的とします。

2. 項目別到達目標

A 人類への貢献・幅広い視野と倫理観を持った技術者としての姿勢

A-1 社会の成立に不可欠な諸条件を学び、価値観の異なる他者との共存の在り方を考える能力を身に付ける
A-2 社会性・協調性・思考力の向上を図り、チームワーク遂行能力を身に付ける
A-3 技術開発が社会に与える影響、特に、倫理面での問題について学び、地球的視点で技術の発展を考える力を身に付ける
A-4 外国語の習得を通して、諸外国の文化・習慣・考え方を学び、海外で通用する素養を身に付ける

B 他者との意思疎通を円滑に行う能力

B-1 分かりやすいきちんとした日本語での表現、報告書の作成、プレゼンテーションが出来る能力を身に付ける
B-2 英語による基本的な表現(英文読解、英作文)が出来る能力を身に付ける

C バイオサイエンス・バイオテクノロジーの基礎知識と能力

C-1 基礎的な生物学の諸分野を理解する
C-2 生物学分野に関わる数学・化学・物理学・情報学の基礎を理解する
C-3 基礎的な生物学・化学・物理学の実験技術と情報処理技術を身に付ける
C-4 情報生物学や医療情報学の基礎知識・技術を身に付ける

D バイオサイエンス・バイオテクノロジーの応用能力

D-1 情報生物学や医療情報学分野における技術開発に応用するための発展的知識と考え方を身に付ける
D-2 情報生物学や医療情報学分野における技術開発に必要な数学・化学・物理学および情報処理の知識を身に付ける
D-3 人間の感性や行動パターンに基づいた情報生物学や医療情報学分野における技術開発に必要な知識を身に付ける
D-4 情報生物学や医療情報学分野における技術開発に必要な諸分野の発展的実験技術を身に付ける
D-5 与えられた条件下で、問題を解決する過程を学び、デザイン能力を身に付ける

E 創造性・チャレンジ性を発揮できる素養

E-1 研究開発計画の立案、実験手順の設計、データ処理、考察の一連の手順を学び創造性を身に付ける
E-2 実験や研究途上で発生した諸問題の解決を通して、事業開発に自主的に取り組む姿勢を身に付ける
E-3 文献調査や研究会・学会への出席を通して、継続的に学ぶ姿勢を身に付ける
E-4 自らの実験結果・研究結果を報告することにより、口頭発表・討議のためのコミュニケーション力を身に付ける

F 現象の把握とモデル化の能力

F-1 様々な現象の中から普遍性をとらえ一般化する能力を身に付ける
F-2 一般化した現象をモデル化し、技術開発・問題解決の基礎として用いる能力を身に付ける
F-3 事故などの問題発生の原因を探り、モデル化し、問題発生の事前検知や予防などに利用できる能力を身に付ける

3. 教育方針

先の教育目標を達成するために、語学や人文・社会科目、キャリア科目、基礎理系科目により人としての一般教養・基礎学力をきちんと身につけることを教育方針の第一歩とします。
また、一般教養科目と平行して、コンピュータバイオサイエンス分野において重要となる基礎科目(生物情報、医療情報、統計学、情報工学、プログラミング等)を設置し、技術者としての基礎科目を系統的に学べるようにします。
また,それらを理解し活用するために、数学や物理学だけでなく様々な生命現象・化学現象を原子、分子、細胞、個体の各レベルで理解するための専門科目を設置し、同時に技術者・研究者としての倫理を教えます。さらに基礎・応用のそれぞれの段階に適合した実習科目を設置して、学生が身をもって知識を体得するとともに、思考力・応用力を養うように教育します。問題解決能力の向上を図るための工学デザイン科目や安全・衛生面に配慮した科目も早い時期に設定し、技術者としての意識向上のための教育を行います。
最終学年に設置した卒業論文では、日々の研究を通して間接的に人格形成の場を提供するとともに、最先端の学問に触れさせ、これまでに学習した内容を理解し発展させることを自ら実践していくことにより、社会において必要とされる能力を身に付けていくように指導します。

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