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第151回バイオセミナーのご案内(3/26)

第151回バイオセミナーは、動物分子生理学、時間生物学がご専門の名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所の吉村崇先生にご講演いただきます。
先生方、大学院生の皆さんをはじめ、学部学生の皆さんも、ご専門の研究分野を問わず多数ご参加ください。

日 時 2018年3月26日(火)15時20分~16時40分

会 場 命北館4F 中講義室5

演 者 吉村 崇先生(名古屋大学 トランスフォーマティブ生命分子研究所 教授、名古屋大学 大学院生命農学研究科 教授、基礎生物学研究所 季節生物学研究部門 客員教授)

演 題 脊椎動物が季節を感じる仕組みの解明とその制御

冬眠、渡り、換羽など、動物の様々な行動や生理機能は季節の移ろいによって変化する。なかでも多くの動物の繁殖活動は、次世代の生育に適した春から夏をめがけて行われる。人類は有史以来、動物の持つこの不思議な能力に魅了されてきたが、その仕組みは長年謎に包まれていた。

我々は洗練された季節適応能力を持つウズラをモデル動物として、鳥類が頭の中で直接光を感知して、繁殖活動を開始する仕組みを明らかにした。また、ウズラで明らかにした仕組みが哺乳類や魚類にも保存されていることをマウス、ヤマメなどを用いて明らかにしてきた。さらに最近は生息する地域の緯度によって季節応答が異なるメダカをモデルとして研究を行っている。

本講演では比較生物学や発見駆動型研究の威力について紹介するとともに、動物やヒトの季節応答を制御する分子の探索についても紹介したい。

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