長浜バイオ大学　輝く！バイオ女子になろう！

バイオ女子の本音

長浜バイオ大学における女子の割合は約2割！
少ないバイオ女子にとっての学生生活って、どうなんでしょう？
気になる実情を先輩に聞いてみました。

森彩花さん

理系女子ならではの悩みは？: 理系で専門的な仕事に就こうとすれば、どうしても大学院まで進学しなければなりません。そうすると年齢的にも歳を重ねてしまうので、その後の結婚や出産のことまで考えておかないといけません。
女性がバイオを学ぶことへのイメージは？: 文系よりも講義の内容が難しく、女性には少し敬遠されがちかもしれません。でも、生きものが好きという気持ちがあれば、専門的な講義の内容も面白く感じるはず。みんな真剣に授業を受けていますよ。
入学してよかったことは？: 動物好きの友だちが増えたこと。一緒に網をもって生きものを捕まえに行ったり、山や川で希少生物の生態調査を行ったり……。他大学の友だちとはなかなかできないことですよね。それがすごく楽しいです。
バイオ女子を志す後輩にメッセージを！: 私は動物が大好きで、本学のアニマルバイオサイエンス学科に入学しましたが、動物に関わる勉強はもちろん、自然豊かな環境でフィールドワークを通した学習ができるのも本学の特長ではないかと思います。また、実験動物1 級技術者の資格など、専門性を生かして将来に役立つ資格が在学中に取得できるのも大きな魅力の一つです。

中島静香さん

理系女子ならではの悩みは？: やはり学内には男子学生が多く、実験実習でグループを組むときは話したこともない男子の中に女子1 人という状況が多々あります。でも新しい友だちができるという意味ではむしろよいことだと思います。
女性がバイオを学ぶことへのイメージは？: 大学の助手の方を見ていると、それほど男女比は変わらない気がします。でも、研究職に就こうとすれば大学院まで行かねばならず、やはり男性のほうが年齢を気にせずに進学できるのかなと思います。
入学してよかったことは？: 生物系以外の講義でも、理系の先生が教えてくださるところが面白い。例えば英語は、生物行動学の研究をされている先生が教えてくださるのですが、他の授業でも生物の話が聞けてすごく楽しいです。
バイオ女子を志す後輩にメッセージを！: 「理系は文系より大変」というイメージをもたれるかもしれませんが、興味のある分野であれば自分から進んで勉強が楽しめるはず。特に数学が苦手で理系に行くのを迷っている人であれば、本学で教わる数学は高校までとは違い、根本からわかりやすく説明してくださるので大丈夫。私自身、数学に対する苦手意識がなくなりました。

手作りチャーム!: ハンドメイドサークル部は地域のイベントに出店し、毎回様々な作品を販売しています。“化学式チャーム”は、出店初期からの商品で、毎回多くのお客様がご購入されます。お茶などに含まれるカフェインやトウガラシの辛み成分のカプサイシンなど、名前を知っている方は多いと思いますが、構造を知っている人はあまりいないのではないでしょうか。それらを目で見て楽しめるチャームは、珍しい上に意外と形も可愛らしいので、学内外を問わず人気があります。「理系の勉強は難しそう」と学外の方によく言われるのですが、そういうイメージを持っている方にも、興味を持って親しみを感じてもらえるような、バイオらしい作品を作ることで多くの人に楽しんでもらえたらと思います。次はミジンコなど生物をモチーフにした作品を販売したいと思っています。