進路・就職

No.02 草野真衣さん(2009年修了〈修士〉) マリンフード株式会社

No.02 草野 真衣さん(2009年修了〈修士〉) マリンフード株式会社
2010年8月26日

今回は、業務用のマーガリンやホットケーキなどで業績を伸ばしているマリンフード株式会社(大阪府豊中市)にお邪魔し、同社に就職した第1期生の草野真衣さんにいろいろとお話しを伺いました。



■今はどんな仕事をされていますか?
 今は業務課ギフト係に所属して通信販売の仕事をしています。電話、FAX、インターネットなどでご注文を受けて、伝票処理などをするのが主な仕事です。この仕事を始めて1年ほど経つのでだいぶ慣れてきたとは思いますが、まだまだからないことがあるので、そういうときは聞きながらやっています。

■入社して実際に仕事をしてみて、就活の時にイメージしていた仕事と違いましたか?
 実際の仕事は自分の知らなかった世界だと思う事のほうが多かったです。大学では研究など専門分野のことしかやってこなかったので、お客様と直接お話しするというような経験はありませんでしたから。お客様に喜んでいただいたり、商品について嬉しいお話しをいただいたりするとお客様とお話しできて良かったなと思うんですが、そういうときばかりではありません。難しい対応を迫られることもでてくるので、今までもっと接客とかに携わっていたら良かったなと思う事が多々あります。

■大学時代は接客のアルバイトは経験しなかったんですか?
 アルバイトはしていましたが、塾の講師で、販売職などはしたことがありませんでした。だから吸収することが多すぎて、自分でも悩んでよく先輩方に相談しています。

■仕事でやりがいを感じる時はどんなときですか?
 やはり、お客様から「この商品がぜひほしかったので」とか「ほかの人にあげたいから」といった注文のお電話を受けたときには、直接対応していて良かったなと思いますね。

■学生時代のことを少しお伺いしますが、学生時代に草野さんが一生懸命やっていたことは何ですか?
 研究はもちろん一生懸命やっていましたが、一番力を入れてやったことは、地域でバスケットを教える活動です。

■そうした経験が会社に入って役にたったと感じる時はありますか?
 バスケットを教えることを通じて、小さなお子さんから保護者の方、他の指導者の方まで結構幅広い年齢の方々とお話する機会がありました。会社に入ると、全然年代が違う方々がいますので、学生時代の経験が役に立っていると思います。以前は人と話すのがそんなに得意ではなかったのですが、バスケットを通じて色々な年代の方と話した経験から今では苦手だとは感じなくなりました。

■それ以外に、大学でやっておいて良かったなと思う事はありますか?
 やっておいて良かったというより、自然にそうなってしまったということはあります。どういうことかというと、一期生で誰も先輩がいなかったため、あまり自分で引っ張っていくタイプではなかったのですが、そうも言っていられないということが必然的に出てきて、自分で計画とたてたり、自らどうしたらいいか考えたりする力がつきました。それが今はすごく役立っています。

■草野さんの一日を教えてください。
 8時15分から始業なので、朝は大体8時前には会社に来ます。仕事を終えて帰るのは、6月から8月まではお中元のシーズンなのでちょっと遅めの時間ですが、普段は6時過ぎくらいです。終業後は、先輩方に食事とかに誘っていただいたりすることも多いです。

■休みの日はどんなことをしてリフレッシュしていますか?
 同期の人たちと一緒に遊びに行ったりとか、大学の時の友達も大阪近くにいたりするので一緒に遊びに行ったりします。同期は15人いて、入社して全員が本社にいたころは1ヵ月に1回くらい集まっていましたが、今は事業所が違ったりして全員が集まる機会はなかなかありません。

■どんな夢を持っていますか?
 夢というわけではありませんが、この人に仕事を頼みたいと思われる人になりたいです。先輩方は本当にプロフェッショナルで、どんな質問でもきちんと対応いただけるので、自分もあの人に聞いたらいいよと言われる人になれたらいいなと思います。

■最後になりましたが、今就活をがんばっている後輩たちにメッセージをお願いします。
 何人かの後輩に聞いた時に、対象をすごく絞って就活している人が多いなと感じました。もっと色々なところに目を向けてみるのがいいのではないかと思います。対象を絞るのも、自分が行きたい道を探すのも大事なことだと思いますが、あまりこだわらずに、もう少し広い視野で、ここなら自分はこういうことができるんじゃないかと考えてみることも大事だと思います。そうすると活動の幅も広がって、自分がしてきたことがもしかしたら違う方面で役に立つかもしれないと思えるようになるので、視野を広く持ってどんどん挑戦をしていってほしいなと思います。


 草野さんのメッセージは大事な意味を含んでいます。大学で学んだことと直接関係のある分野で職を得る人ももちろんいますが、そうでない人もたくさんいます。大学での学びのなかで養ったモノを見る視点を違う方面で役立ててみたいという人も多いのです。企業でのプロジェクトには様々な分野の人が関わります。多くの視点が関わることで、固定観念を排し、より革新的に仕事を進めることができるようになります。自分の視点を異分野で生かすことも立派な働き方なのです。
 草野さんが所属する業務課の上司、下田弘征係長は草野さんをどう見ているか聞いてみましょう。


■上司の下田さんからみて草野さんはどうですか?
 どんな仕事を頼んでもスムーズにこなしますね。それに、誰に対してもいつもにこやかに対応していて、みんなに好かれるタイプだなと思います。

■今後期待することはどんなことですか?
 もう充分やってもらっています(笑)。業務課というところは、営業の窓口でもあり、生産の窓口でもありと、ちょうど中間の立場にあるので、会社の内部をいろいろ勉強するのに都合の良い部署です。ぜひ業務課にいる間に勉強してくれたらと思います。


草野さんが皆さんに可愛がっていただいているということがよく伝わってきました。今後ますますご活躍されるよう期待しています。
最後に、田中明彦取締役本社工場長と採用担当の総務課・板谷智子係長に選考ではどんなところを基準に選んでいるのかお話しを伺ってみましょう。
「選考過程では4回面接があって、それぞれ異なる人が面接を担当しますが、だいたい最終的には、元気があって、やる気がみなぎっている人が残ってきます。学歴とかスピーチがうまいとかそういうことではないですね。あと、最近は個性的な人が少なくなっているので、あまり就活本のマニュアル等に頼らず、もう少し個性を出すようにしたほうがいいと思います。」「元気にあいさつができる人はやはり印象はいいですね。」
要は借り物の衣ではなく、自分自身を前面に出して勝負しなさいということですね。皆さんお忙しいのに、お仕事の合間を縫ってご親切に対応いただきました。田中取締役、板谷係長、下田係長、草野さん、どうもありがとうございました。

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