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実験動物1級技術者認定試験に本学学生3人が合格

IMG_2757改社団法人日本実験動物協会が実施した2015年度実験動物1級技術者認定試験で、俣野泰毅さん(アニマルバイオサイエンス学科4年次生)、森川広樹さん(同4年次生)、中山千里さん(大学院博士課程前期課程1年)の3人が合格しました。

実験動物技術者資格は、医薬品の開発や実験動物の飼育分野で活躍する資格で、1級は1次試験の学科と2次試験では実技があり、とりわけ難関試験として知られています。受験には一定年数の実務経験が必要となりますが、本学は2012年に日本実験動物協会より特例認定校の認定(認定校は同年で全国12大学)を受けているため、在学中に資格取得が可能となっています。

実技試験では、「採血と、マウスよりも大きくて噛まれたら怖いラットの経口投与」や、「学生実験ではやらない縫合」などに苦労したそうですが、試験直前に実施した学内でのテスト形式のタイムトライアルのおかげもあり合格できたそうです。

俣野さんと森川さんは本学大学院への進学が決まっており、俣野さんは研究職をめざしながら、「動物を使っての医薬品の安全試験など、この資格の応用が利くような進路をめざしたい」と話しています。また、森川さんは、「どんな研究でも個体での結果が重要、細胞レベルの研究を動物で検証できる研究者をめざしています」と抱負を語っています。