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修了生の姿

社会で輝く先輩たち

バイオの知識と技術を活かして活躍

会社の事業と仕事の紹介、就職してみての感想と抱負は?

宮田千加さん

宮田千加さん(2013年度大学院博士課程前期課程修了)

福地製薬株式会社品質管理部

福地製薬株式会社は、一般用医薬品(OTC)、化粧品、健康食品のOEM・製造受託メーカーです。外用剤(クリーム・ゲル、スプレー、含嗽剤・ローション剤)やアルコール含有製剤の他、液剤(ドリンク剤、シロップ剤)などを企画・製造しています。私はその中の品質管理課に所属しており、現在はこれらの商品の原料について試験を行っています。
入社した当時は、お客様の体に関わるという責任の重さを強く感じたことを覚えています。また器具や機械などについては、知っていても十分に扱ったことのないものも多く苦労しました。
今年で3年目となり、これからは自分自身の技術の向上だけではなく、後輩への指導にも力を入れていきたいと考えています。

大学時代の学びと生活で、社会に出て役立っていることは?

研究室に配属され、また大学院へ進学し研究に打ち込んだ日々は、本当に有意義なものであったと感じています。緊張してあがる事の多かった私が、今社会人となり、大事な場面でも肝の据わった状態で話せるように、また初対面の方とも気軽に話せるようになったのも、学会での発表や教授との討論で培われたものです。

大学時代と就職してから自分が成長したと思うところは?

学生時代は自分のために努力してきました。真実が知りたいから、結果を出したいから、達成感を味わいたいから。しかし社会では自分のためだけでなく、会社のために働くことになります。それに伴う責任も重圧もあります。当たり前の事ですが、このことを頭で理解するだけでなく、ちゃんと行動できるようになったと思います。