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「読貯大会」第一弾の表彰式と交流会を開催

「読貯大会」の第一弾表彰式と交流会を、11月15日に開催しました。この企画は、学生の読書活動を応援する目的で、図書室と連携して本学の学習・就業力支援センターが取り組んでいます。今年度は3期に分けて、各期間の最多読了賞、優秀コメント賞などを表彰します。

最優秀コメント賞は山本永花さん(バイオサイエンス学科1年次生)、最多読了賞は池田直樹さん(同1年次生)が表彰されました。山本さんの『銀漢の賦』に対する読書コメントは、簡潔でありながらも該当本の中に表現された葛藤を、丁寧に読み解いていく鋭く豊かなものでした。支援センタースタッフも、「この本を読みたい!」と強く心動かされるものでした。池田さんは、「通学時間が長いので電車の中で読んでいたら、思わぬことに最多読了賞をもらってしまいました」と楽しい感想を述べました。

表彰式の後はお待ちかねの読貯人と学習・就業力支援センタースタッフによる交流会を開催。今年度は、「スタッフのオススメ本にちなんだ「何か」を提供して盛り上がろう!」という試みに挑戦しました。ここでのオススメ本は、『砂糖の世界史』『意識はいつ生まれるのか』『編む(生命誌)』の三冊で、全て大学図書館に所蔵しています。冷静に本の紹介を始めたはずのスタッフが、いつの間にか「『人間とは何か』がライフワークです」と熱く語り出し、読貯人の学生、飛び入り参加の学生、図書室の司書さん、支援センタースタッフからの質問が続くなど、大いに盛り上がる交流会となりました。今回は、『砂糖の世界史』にちなんで、砂糖そのものと紅茶、金平糖が提供されました(紅茶も金平糖も『砂糖の世界史』に記述があります)。

秋も深まる午後のひと時、熱くて甘いお茶を飲みながら、「本と人に出会う」交流会となりました。

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